医院併用住宅とは?

開業する際に考える事が多くなる医院併用住宅
近所にあるクリニック、風邪などを引いたときに頼りになる町医者さんは、私達にとって最も身近な医療関係者です。
クリニックを経営されている方の中でも、その土地に暮らし、医院併用住宅としてクリニックを営む先生は、いつでも病気の相談ができる頼もしい存在になります。
病院に勤務するドクターも沢山いますが、元々地域でご両親が開業医として働いているなどの場合、お子さんが医師となって修業を積み、地元に帰ってきて医者を継ぐという事も多いようです。
その際、世代交代をする区切りのあたりで、医院併用住宅を建設する医師も多いといいます。
医者にとって、命と向き合う仕事場から自宅に戻るとき、心からほっとできる憩の場所となるはずです。
子供が医師となって帰ってくる、また老朽化したクリニックをよりよい設備を持った医療機関として建て替えしたいという時等、医院併用住宅を考える医師がかなり多くなっています。
医院併用住宅を建てるときのポイント
まずは医師、ご家族のプライバシー確保が必要です。
クリニックが一緒になっている住宅ということになりますので、日中は常に患者さんが折られます。
入院設備を持つ医院併用住宅なら余計に、家族と病院が同じ家の中でも、切り離されていることが重要です。
また将来、ライフサイクルが変化した時、柔軟に対応できる住宅が必要になります。
ライフサイクルが変化しても、医師の癒しの場として常に住宅がそこにあるという状態にしていくためにも、家の中の作り等もしっかり考える必要があるのです。
同じ家の中に住宅と医療施設があるということになるので、医師が自宅エリアに入った時、ホッとできる、つまりオンとオフの切り替えがきちんとできる空間づくりも必要になります。
そのため、通常の工務店や建設会社より、クリニックなどの医療施設の建設実績が高い業者を求めることも必要となるのです。
どの年代の患者さんが多いか?これも重要
医院併用住宅でも、実家や今まで暮らしてきた場所以外に建設するという場合、そのエリアにどの年齢層の患者さんが多いのか、それをリサーチして建設することも求められます。
医療施設というのは医療を行う場ですが、サービス業的な部分も持っています。
患者さんを個客として見立ててみると、どの年齢層、どのような層の方が多いかによって、室内のイメージ等も変わってくると思うのです。
家族も、また患者さんも安心して過ごすことができる空間づくり、さらにプライベートと仕事をしっかり分ける工夫も考え、慎重に建設してかなければならないと思います。
医院併用住宅を建設する際には、地域の環境や人の層等も考慮し、家族も幸せに暮らせる家作り、医院づくりが必要です。